じゃばらぽん酢

じゃばらは和歌山県の特産ですが、和歌山県の中でも知る人ぞ知るくらい珍しい柑橘です。その風味は柑橘の中ではゆずが近いですが、似ているようで違います。独特の香りとほのかな苦味とうまみ、そして糖度とまろやかな酸味が絶妙のバランスになっています。じゃばらの由来についてはこの柑橘には「邪気を祓う（悪い気を追いはらう）」力があると言われ、それから「じゃばら」と呼ばれるようになったと伝えられています。

じゃばらには「フラボノイド」成分の一種「ナリルチン」が柑橘類のなかでも郡を抜いて含まれています。主にじゃばらの果実、果皮に多く含まれており（日本食品科学工業会第52回大会・2005年にて計測）。その量は ユズの６倍という圧倒的な含有量です。

醤油は国産丸大豆醤油（小麦も国産です）岐阜県産。純米酢は福井県産（低農薬米栽培米）、じゃばらはもちろん和歌山県産、ゆずは和歌山、愛媛県産。てんさい糖、昆布、鰹、麦みそ、あぶり鮎も国産です。国産品は作り手が日本人ですから、その品質はもちろんのこと。製造工程でも注意深く厳選し、吟味されておりますので安心安全の観点においても非常に優れております。

このぽん酢は昆布と鰹を直接煮立ててダシをとっています。添加物や化学調味料もまったく使用しておりません。天然素材だからこそ新鮮な味わいをご提供したいという思いで手間暇をかけてこしらえています。また鮎も使用していますが、これは和歌山県熊野川上流でしかとれない天然の鮎を贅沢に使用しております。