無添加・橙ぽん酢

柑橘王国の和歌山県。和歌山にはみかんや八朔、じゃばら等の柑橘類の特産地域です。なかでも和歌山の「だいだい」はまろやかな酸味と芳醇な香りがあり、京都をはじめ関西の料亭等でよく使われています。 果実が完全に熟しても２～３年は木から落ちることがないため、『代々栄える』という意味があり橙の語源となっています。ちなみに正月飾りのおもちの上に乗っているのは「みかん」だと思っている方が多いのですが、あれはみかんではなく、代々栄える縁起物である橙なんです。

リモノイドとは柑橘類やその他のミカン科やセンダン科の植物に多く含まれるファイトケミカル（植物栄養素）のことです。 リモノイドには抗ウイルス、抗病原細菌、抗腫瘍、がんの抑制等の様々な治療効果あると提唱されています。 だいだいは柑橘類のなかでもリモノイド配糖体の含有量が一番多く、リモノイドの健康作用が注目されている果実でもあるのです。※100gあたり橙350～400ppm・温州みかん60～90ppm・オレンジ30～40ppm

醤油は醤油づくりの達人がこしらえる国産丸大豆醤油（小麦も国産）です。橙はもちろん和歌山県産です。その他本みりんも国産の熟成ものですし、醸造酢、かつおぶし、昆布も国産です。国産品は作り手が日本人ですから、その品質はもちろんのこと。製造工程でも注意深く厳選し、吟味されておりますので安心安全の観点においても非常に優れております。材料は全て混ぜ込まれ、10日間以上、寝かせることで素材が馴染み、まとまりのある味わいになります。

現在、日本のほとんどのぽん酢には砂糖や果糖ぶどう糖液糖等の甘味料が含まれます。これはぽん酢の酸味や醤油の味だけでは塩辛さと酸っぱさが立ってしまいがちになるからです。そのためぽん酢には砂糖等の甘味料を入れてまろやかさ、口当たりの良さを出すのですが、このぽん酢には甘味料が一切使用されておりません。それは橙の果汁には相応の甘味がすでに存在しており、甘味料を添加する必要がない程、まろやかな味わいに仕上がるからです。