ぬか床を冷蔵庫で保管する時のやり方と注意点

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ぬか床を冷蔵庫で保管する時のやり方と注意点

ぬか床がしっかりと熟成したぬか床であれば、常温ではなく冷蔵庫で保管することも可能です。「漬けもん屋のぬか床」を使ってぬか床を作ればしっかりと熟成されてたぬか床なので最初から冷蔵庫で保管ができ、失敗もないのでおすすめです。
また冷蔵庫で保管することでぬか床を混ぜる回数も毎日ではなく、数日に1回でいいので、初心者の方でも簡単にぬか床作りを始められます。

ぬか床を冷蔵庫で管理するには

普通ぬか床は常温で保存しますが、冷蔵庫で保存すると常温で保存するのとはまた違ったメリットがあります。 常温(20度~25度くらい)はぬか床のために必要な乳酸菌が活発に活動しますが冷蔵庫にぬか床を入れることでその乳酸菌の活動が緩やかになります。 緩やかになった場合の一番メリットは”毎日ぬか床を混ぜる必要がない”ということです。

常温で保存している熟成したぬか床であれば朝に野菜を漬けて、夜に食べるというサイクルも野菜によっては可能です。ただ、毎日朝に野菜を漬けてって言うにも忙しい人には難しいので、そういう場合は冷蔵庫でぬか床を保存します。冷蔵庫は常温より温度が低いので乳酸菌の動きも活発でなくなり、野菜の漬かる時間が長くなります。結果朝つけた野菜が翌日の夕方くらいにならないと美味しく漬からないというサイクルになります。こうなると、2日に1回野菜を漬けることになるので、朝の忙しい方でもぬか漬けをやりやすい環境にすることができます。 特に夏などはビールのつまみによく冷えたぬか漬けというのもとても美味しい組み合わせなので、暑い外から帰ってきた時にぬか漬けが冷えているというのも食べる側としては嬉しいメリットになります。

冷蔵庫でぬか床を管理する時に気をつけたいこと

ぬか床を冷蔵庫に保管する時に絶対やってはいけないことは、「熟成していないぬか床を冷蔵庫で保管する」です。 樽の味で販売している「漬けもん屋のぬか床」であればすでにしっかりと熟成しているぬか床なので問題有りませんが、1からぬか床を作っている場合はしっかりと熟成させ、乳酸菌がしっかりと発酵しているぬか床にしたあとで冷蔵庫で保管するようにしましょう。 冷蔵庫では乳酸菌の活動が活発にならないため、発酵していないぬか床を入れてしまうとぬか床が中々育ちません。 緩やかになった場合の一番メリットは”毎日ぬか床を混ぜる必要がない”ということです。

1からぬか床を作った場合、どれくらいの期間ぬか床を熟成させればいいかといいますと大体一ヶ月弱程度、常温で乳酸発酵させたぬか床を使用することをおすすめします。また、ぬか床を冷蔵庫で保管する場合、冷蔵庫自体が四角なので、容器ももちろん入れやすい四角い容器のほうがおすすめですが、角がある容器はぬか床を混ぜる時にどうしても角が混ざりづらいので角を意識してぬか床を混ぜるよう注意してください。また、ぬか床の容器は深さがないと漬ける野菜が大きいとうまく漬かってくれなかったり、混ぜる時にぬかがこぼれたり混ぜにくかったりするので、ある程度深さのある容器のほうがおすすめです。 ぬか床を冷蔵庫で保管する場合、2~3週間に1回でいいので、2~3日程度常温で保管してあげると乳酸菌の活動が活発になり、熟成具合が落ち着きます。

ぬか床を冷蔵庫で保管する場合、乳酸菌の活動が低下するため、漬物の漬かる時間が長くなりますが、冷蔵庫で保管しながら早めに野菜を漬けたい場合は、常温のぬか床で漬ける時よりも小さく切って漬けると早く漬かります。

例えば、常温でぬか床を保存してた時人参1本をそのまま漬けて1日で漬かっていたとしたら、冷蔵庫で保管したぬか床の時は人参を半分に切って漬けるなどです。別に半分でなくても、少し薄めスライスしたり、4等分にしたりなど漬ける野菜を小さくしたり、薄くしたりして工夫することで、冷蔵庫で保管したぬか床でも早いサイクルでぬか漬けを作ることができます。 もちろん、冷蔵庫で保管したぬか床にいつもの大きさで漬けてゆっくり漬けるという使い方も有りです。

ぬか床を作るには手間がかかって不安と思っている人も冷蔵庫でぬか床を保管することで、手軽にぬか床を始めることができます。